教員いじめについて思うこと
こんにちは、おはなです。
台風が近づいてきていますが、特に関東地方の方、大丈夫ですか?
こちら九州でもものすごい風なので東日本はもっと大変なことになっていると思います。十分にお気を付けください。
さて、今日は久しぶりに日記以外のことをブログに書こうと思い、パソコンを開きました。
今、話題になっている「教師間のいじめ」について、私が思ったことを書きたいなと思います。
私は現在休職中の教員です。
復帰は未定です。
なぜ休職になってしまったのかは以前の記事をご覧ください。
この前、こんなツイートをしました。
《教員いじめがニュースになっているけど、ああいうあからさまの犯罪行為以外のいじめはたくさんあるんじゃないかな。
例えば「若手に何でも押し付ける」
これはどこの学校でも黙認されているいじめのようなものじゃないかと思えてきた。》
このツイートは今現在9リツイート、44いいねされています。
それだけ同じように思ってくれている方がいるのはすごく心強いです。
コメントもいくつかいただき思ったことは、これは教員以外の世界でも起こっていることだということです。
もちろん若手を育てる意味で先輩と一緒になり仕事をしていく現場もあると思います。
とてもいい職場だと思います。
ただ、私の職場ではよくこんな言葉を聞きました。
「若いうちに勉強しないとね」
「若いから何でもするべき」
「私たちも若いときにしてきた」
・若いうちに勉強しないとね
お手本を見せてください。On The Jobもいいですが、その前に右も左も分からない若手のお手本になってください。たくさん学びたいです。吸収したいです。
・若いから何でもするべき
若手は雑用係ですか?よく聞く掃除当番や早目の出勤などは本当に若手がすべきことなのでしょうか?
・私たちも若いときにしてきた
苦しんだ思いを引き継いでいくのですか?自分がされて嫌だったことを若手にし返すのですか?
教員以外のどの職でも起こっているこの問題は、もはやパワハラ、集団いじめととらえても過言ではありません。
こんな世の中でいいのでしょうか?誰かがとめないと、誰かが警鐘を鳴らさないと日本は休職者が増える一方です。
私は休職中ですが教員なので、教員の立場から言わせてもらいます。
これ以上このような職場だと、教育自体が終わってしまいます。
疲弊した若手教員は誰にも言うことができず、体も心も壊してしまい、最悪自殺してしまいます。(私も自殺を考えたことがありました)
今の教員はやるべきことが多すぎます。そしてやるべきことの一番の順位に「教材研究」がきます。どれかを学校から切り離していかないと潰れる教員は増える一方、教員採用試験の倍率は下がり、教員の質が落ちる一方です。
やるべきことが多い教員、慣れてない若手にはとても酷です。そんなときこそ先輩の先生方にフォローをしていただきたいです。
「分からなかったら何でも聞いて」と言われますが、何が分からないかも分かりません。それに相談できるときって心に余裕があるときなんですよね。心に余裕がないと相談すらできません。
そして心身を壊します。
長くなりましたが、結局私が言いたいことは、
・どの職にもある若手に対するパワハラ(いじめ)がなくなってほしい。
・そのためには若手以外の人の心に余裕を持った仕事量を与えてほしい。
この二つです。
どうか若手がこれ以上潰れる世の中になりませんように...
心から願っています。